学 校 概 要
1 学校の概要
西が丘小学校は平成15年4月1日、児童数の減少により卯原内、嘉多山、能取、二見ケ岡の4小学校を統合して開校しました。社会が少子高齢化・情報化が進んでいく中、教育改革に伴い、学習指導要領にのっとった中での教育の推進を行い、激動する21世紀の社会に主体的に対応し、心豊かでたくましい人間の育成を目指しています。
少人数ゆえに可能な縦割り異学年集団活動やボランティア活動、地域の教育資源や人材を活用した体験的な活動を多く取り入れるとともに、基礎的・基本的な学力の定着を重点に教育活動を展開しています。
平成23年度からは算数科における問題解決的な学習の在り方について校内研修で取り上げ、より確かな学力の向上を目指してきました。
平成24年度は本校初となる管内公開研究会を開催し、研究の成果を広く公開するとともに、さらなる学力の向上を目指し、研鑽に努めています。
平成25年度から北海道教育委員会より「学校力向上に関する総合実践事業 近隣実践校」の指定を受け、包括的な学校改善を推進し、「学び続ける学校」を目指して取組をはじめました。
平成27年度から令和5年までは、「地域連携研修主体校」の指定を受け、算数科を中心に児童の学力向上を図る実践研究を進めています。(令和6年度は申請予定)
全校児童数 51名
学級数 6学級(通常学級4学級、特別支援学級2学級)
職員数 21名(校長1名、教頭1名、教諭6名、養護教諭1名、栄養教諭1名、事務職員1名、専科教員1名(兼務)
用務員1名、特別支援教育支援員2名、学校司書1名(兼務)、講師1名、給食調理員3名、給食事務1名(兼務))
2 学校の由来
本校は、平成15年に網走市西部地区の卯原内・嘉多山・能取・二見ケ岡の4小学校が統合して新設されました。西部地区の小学生以上の住民に校名を募集し、74通の応募があったものを含め西部地区統合小学校開校準備委員会で検討し、4つの諮問案を提出しました。
網走市教育委員会では、大場脩市長を含め協議をし、網走の西地区の小高い丘に建設されること、やさしい感じがあり子どもにもわかりやすく誰でも親しみがもてることなどから「西が丘小学校」と決定しました。
3 校 章
網走西部に広がる能取湖とオホーツクの海。果てしない広がりを見せる大空と大地。そして日本一の広さを誇るさんご草の群生。
西が丘に広がるふるさとを包む4本のペン先は、たくましく生きる力を学ぶ西が丘小学校の設立に当たり統合された卯原内・嘉多山・能取・二見ケ岡の各小学校を象徴したものである。
角ペンの円形部は、西が丘に集う児童の姿であり、内部の円は、
協力・強調して新たな伝統を築く。また、円形内部は西が丘から
望む能取湖の晩夏の展望を表わした。
■色のもつ意味
深紅(しんく)・・「さんご草」・・強い意思
群青(ぐんじょう)・・「能取湖」・・・健康な活動力
浅葱(あさぎ)・・「高い秋空」・・創意工夫する力
萌黄(もえぎ)・・「オホーツクの大地」・協力・強調
白・・・「氷雪」・・・自然に負けない逞しい力
4 校 歌
5 沿 革
6 校舎の特徴
校舎は、学年ごとに学習する教室を集中して学習できるクローズドスペースの従来型の形式を取りながらも、中央部に集会活動やイベント、グループ学習が可能な第1多目的ホールを設置し、視聴覚室のコンピュータ、インターネットを積極的に活用でき、図書室と一体化を図ったメデイアコーナーとして市街地側に第2多目的ホールを設置し、校舎全体が一体感をもつものとしました。視聴覚室は、可動間仕切り壁を採用し、小会議、小発表会が開催可能になるよう、第1・第2の多目的ホールとのフレキシブルな空間利用ができるオープンスペースの工夫もしています。
1・2階の南側には、アルコーブが設置されており休み時間などのちょっとしたふれあいの場となります。また、2階中央部は、吹き抜けとし1階との一体感を持つようにしました。学びの環境を安全なものにするために、1階には1・2年生の教室と特別支援学級教室および職員室、校長室、保健室等を配置し、玄関も児童と職員および外来訪問者玄関として一体化しました。
2階には、3・4年、5・6年の普通教室と理科室・家庭科室・図工室等を配置し、多様な学習を集中的に行えるように工夫しています。また、統合校各校の歴史資料を保管する資料室も設置されていますし、ホタテをイメージした第2多目的ホールの上部に当たる2階部分は、眼下に能取湖やオホーツク海を一望できるようになっています。